表面加工

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仕上げについて

製材所から出荷されたままの加工が施されていない木材は「荒材(ラフ材)」と呼ばれ、表面が荒く、寸法も正確ではないため、製品として使用する前に加工や仕上げを施す必要があります。

木材の表面仕上げは、製品の外観、手触り、耐久性に大きな影響を与えます。

適切な仕上げ方法を選び、丁寧な作業を行うことで、製品の品質と美しさを最大限に引き出すことができます。

仕上げの一例

プレーナー仕上げ(モルダー仕上げ)

プレーナー(自動かんな盤)を使って木材の表面を平滑に仕上げる加工方法です。荒削りした後に木材の表面を滑らかに整えるため、材面が平らで均一な仕上がりを得られます。比較的加工が早く、効率的に行えるため、建材、フローリング材、家具の製作など幅広い用途に使用されています。表面に刃の跡が残る場合がありますが、主にそのまま使用する場合には、見えない建築材に用いることが多いため問題はございません。

超仕上げ

超仕上げかんな盤を使って、繊細に木材を削り、表面を研磨したかのような高品質な仕上げを行います。非常に薄く精密に削ることで、手触りが柔らかく、肌に触れても心地よい仕上がりを得られます。主に高級家具、木製の扉や引き戸、建築物の内装材、天井材などに使用され、木材の天然の美しさや光沢が強調されます。

浮造り仕上げ

木材の柔らかい部分をブラシなどで削り、硬い部分を残して凹凸を作り出す加工方法です。これにより、木材の自然な木目の年輪や木目を強調し、立体的で触覚的な仕上がりが得られます。床材、壁材、家具の表面装飾、店舗内装、などに使用され、アンティークや和風、ナチュラルな仕上げに最適です。

その他の表面加工

リブ加工

木材の表面に半円形の波型をつける加工方法です。波型の見た目から「波型加工」と呼ばれることもあります。木材に立体感やテクスチャーを持たせるため、壁材やインテリアの装飾用に使われるほか、滑り止めの意味で床材やデッキ材に用いられることもあります。実用性とデザイン性を兼ね備えた加工方法です。

小幅風

小幅の板はデザイン性の高い反面、高いコストが発生します。セイワ木材加工センターでは一枚の板にスリットを入れ、小幅板で施工しているように仕上げることでデザイン性を保持しつつコストと手間を大幅に削減しています。桧なども一段と雰囲気が変化し、和風洋風どちらにもオススメです。

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